5月26日に禁酒に挑戦中ですという記事を書く少し前から禁酒をしており、ついに1ヶ月の禁酒に成功しました。
自分はサラリーマンになって15年余り、一度も1ヶ月間の禁酒ができたことがなかったので自分で驚いています。
最初の2週間くらいはお酒が飲みたいなーーという状態になる事がありましたが、1ヶ月経つと何とも思わなくなりました。
しかし今考えると、何であれ程までにお酒に依存していたのか、不思議に思えてきます。
そして今は仕事のあるストレスから心を解放する為に、お酒を飲み続けていたのではないかと考えています。
そこからの転換点は昨年で、退職を考えている事を上司に話したところだったと思います。その後、新規のある案件をやらなくてよくなり、段々と継続していた仕事が落ち着いてきました。
また仕事が落ち着いてくると、仕事の「何に」そんなにストレスを感じていたかを、自分で分析できるようになってきました。
自分が何にストレスを感じていたかというと、意見の対立を調整しながら、一つのゴールを目指すという、リーダーとしての仕事の典型的な場面に感じていたのではないかと思います。
簡略化しますがこういう場面です。
Aさんが○という考えを持っている。
Bさんが×という考えを持っている。
この場合、AさんかBさんに自分の考えを変えてもらい、相手のやり方に納得してもらう(つまりAさんが×かBさんが○の考えになってもらう)か、AさんとBさん両方が納得する新たな△というアイデアを出さなければ事は進みません。
しかし僕は他人にも基本的には自由でいて欲しいと思うたちなので、他人の考えを曲げさせるという部分がストレスで(つまり△が出せるときは問題無い)、それを日常的に仕事を通じておこなっていたことで、ストレスが積もり積もって、最近ではにっちもさっちもいかない状態になってしまったのではと考えています。
今継続している仕事は大勢が決まっており、意見の対立もあまり起きないので、他人の考えを曲げさせる必要が殆どありません。また何か要望をもらえば大体は「いいですよ^^」と快諾することができるので、気持ちが楽になりました。
こちらの記事に書いてある、仕事上のC型コミが減って、F型コミが増えた事がストレス解消に繋がったのだと思います。この内容を知らない方は読んでもらうと、何で上司や同僚があんなに感じが悪いんだろうと思った時や、自分が相反する利害を調整す立場になった際に役に立つかもしれません。
コミュニケーションを「仲良くなるためのコミュニケーション:friendshipを目指すコミュニケーションという意味でF型コミと省略」と「対立して、相手を説得または屈服させるためのコミュニケーション:confrontation=対立という意味でC型コミと省略」に分けて考えてみよう。
それともう一つ副作用(?)として、この状態が続くならまだサラリーマンを続けてもいいんじゃないか、まだセミリタイアしなくてもいいんじゃないかという、恐ろしい考えが浮かんでくるようにもなりましたw(ただ新しい仕事をしていないんで、今の仕事がなくなればやっぱりセミリタイアかなあ)
お酒との付き合い方も、この1ヶ月考えました。もう今は飲まなくても全然平気なのですが、今後もコミュニケーションとしてのお酒は飲もうかなと思っています。
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