西園寺マキエさんの稼がない男。を読みました。
とあるセミリタイアブロガーさんのブログで紹介されており、面白そうだったので図書館で予約したところ、すぐに借りることができました。
フリーランスである著者の西園寺さん(当時47歳)と、フリーターで17年の付き合いである彼氏のヨシオさんとその周りの人々のお話です。
その中に2つ、心に残った文章がありましたので、それに絡めて自分の考えたことを書きます。
ねえ、自分をまっとうするってヨシオはよく使うけど、いまひとつよくわからないんだよな。誰だって、自分をまっとうしたいって、思っているんじゃないの?
この問いに対して、ヨシオが自分の意見を述べるのですが、それは本書を手に取っていただくとして、熊は自分をまっとうするということが気になりました。
熊はセミリタイア、シンプルライフ、投資や旅を組み合わせた生き方を40代で実現しようと、今はその準備をしていますが、その生き方で何を求めるのかは、しっかり考えておく必要があるのかと思いました。
セミリタイア、シンプルライフ、投資や旅など、これらは全て自分をまっとうする為の手段であって、それが目的になってしまうと、達成した時にむなしさや後悔を感じるのではないかと思いましたよ。
セミリタイアに関してはちょっと難しいですが、その他の生き方はサラリーマンでもやろうと思えばできますし、実際にやっている人もいます。
どのような生き方をすると自分をまっとうできるのか、それを残りの時間でゆっくりと考えたいと思いました。
想像ですが、セミリタイア生活に満足して、ブログに充実した生活を書かれている方々は、セミリタイア生活にこそ、自分をまっとうするものがあるのだと思うのです。
同じものを仕事の中に感じる人もいるわけで、そういう人が仕事を続ける事は、素晴らしい生き方なのだと思います。
著書の中でヨシオは意外な答えをしていましたが、それを知りたい方は是非本を買って頂ければと思います。内容も面白かったです。
☆熊は図書館で借りてしまったので、せめて宣伝させて下さい!!
次回に続きます。
緑熊でした。
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